PC版OutRun 2006:Coast 2 Coast(SEGA)感想

よく行くゲーセンに置いてなかったため、アーケード版はほとんどプレイしたことが無い。そのオリジナルのアーケード版は日本製なのに、PC移植版を秋葉の輸入ショップ(PC Chaos)で買うというのは妙な感じだな。
そんなことを思いつつ、超やる気満々でワクテカしながらGT Force Proを設置し、ゲームを始めてみたらなんかハンドルがスカスカだ…。ってフォースフィードバックに対応してないじゃんこれ!

すごいがっかり。もうGT Force Proは引っ込め、ELECOMのコンバータ経由で接続したPS2用アナログコントローラDual Shock2で遊ぶことにした。体感要素が無いのなら、気軽に遊べるパッドの方が良い。
そんな感じで出鼻をくじかれたけど、実際に遊び始めたらそのがっかり感は吹っ飛んだ。すげー楽しいじゃないかw リアルさよりも美麗さを追求したグラフィック、リアルさよりも爽快感を追求した車の挙動がとても気持ちいい。
http://www18.pos.to/~kazumix/d/06/07/060703_OutRun2006C2C_768.flv
↑ドリフトが基本のカーブに、助手席のおねーちゃんの頭の悪そうなリアクションも良い。
全体的に初代アウトランの現代版リメイクといったノリ。初代の名BGM3曲もきちんと選択可能なのもうれしい。まぁこの3曲はこの先さらに続編などが出ても、収録され続けるような気もするけど。

フォースフィードバック未対応のほかに残念な点

リフレッシュレート(Refresh Rate)が60Hzであることを前提に作られている。
オレPCは基本120Hz(CRT)の設定だ。これでこのゲームをプレイするとゲームの速度がそのまま2倍になるのだ。たとえ60HzでもVSYNC OFFの場合は同じように早送り問題が発生する。この問題はOutRunの解像度設定を640x480にし、その解像度のみリフレッシュレート60Hzにすることで対応した。

PC側の設定で回避できる問題ではあるし、今の液晶ディスプレイはみな60Hzのようなので、問題ない人の方が多いのだろう。しかし、この実装はちょっと手抜き過ぎじゃないかと思う。ゲーム自体は良くできているだけに非常に残念だ。

いっしょに買ったソフト

Half-Life2 Episode Oneも一緒に買った。まだプレイ中のD.C.IIが終わったら遊ぶ。

ブーン

追記:(参考)コントローラの設定画面


Dual Shock2の右アナログスティックの上下をアクセル・ブレーキ軸に設定しています。