銃・病原菌・鉄 (Jared Diamond (原著), 倉骨 彰 (翻訳))

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
読了。5年ぐらい前の発売当時に上巻だけ読んでた。本棚整理中、下巻を読んでないことを思い出し、上巻から読み直した。長いので後回しにして、そのまま忘れてたんだと思う。海外文学は読むけど、こういったノンフィクションものを普段読まない自分が買った原因は、当時流行っていたAge of Empires II(Age of Kings)とかその辺の歴史物ストラテジーの影響だw
16世紀、アメリカ大陸はヨーロッパに侵略され、先住民は激減してしまった。直接の原因はヨーロッパが持つ銃と馬による力だ。なぜ民族によってこのように文明の発展が異なってしまったのか。文明が発祥し発展していくためには何が必要だったのか。その究極の要因を探る本書は、知的刺激に満ちた人類史の本格ミステリと言ってもいいかもしれない。
ちなみに読み終わるとちょっと頭がよくなった気分になります。(気のせい)