トップをねらえ2! Vol.6 感想


ついに完結!(写真のバッチはワンフェスでの式典で貰ったもの)
トップをねらえ2! (6) [DVD]
前作と違い、今回は最初から特殊能力を持った人たち「トップレス」が宇宙怪獣と戦う世界だ。最初はこの違いに戸惑った。トップレスの人間たちは鼻持ちならない感じで、作品のノリが違いすぎたからだ。
しかし物語が進むうちのこの戸惑いは消えていき、やはりこの作品はトップなのだと思えるようになっていった。それは主人公たちの成長という点に、相通じるものがあったからだ。あとダイナミックなトンデモSFっぷりも。
前作は普通の女の子が地球のみんなを救うために成長していった。今作は誰かを救うために特別である必要はない、そのことに気づいていくのだ。トップレスの力にこだわり続けたために破滅する者、その力を失い絶望する者も出てくる。しかしそんな中、普通の女の子になってもなお戦おうとするその姿は、前作とオーバーラップする形で感動的だった。
そしてこの作品の結末が前作を迎え入れることに、オレは嬉しさを感じたのだ。