超妹大戦シスマゲドン(1)(古橋秀之×内藤隆/ファミ通文庫)感想

超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)
タイトルと表紙から予想していたもの以上に悪乗りして書かれたラノベだったw
偶然手に入れた妹コントローラをめぐり、様々な妹使いたちと戦うことになるバトルもの。そんな頭の悪くなりそうなストーリーをベースに、様々な作品(主に格闘モノ)のパロディを盛り付けたバカノベル。「ドイツの妹は世界一ィィィィ!」とかアホかとw 個人的には妹のトレーニングでのベストキットのミヤギさんネタは後からじわじわ来た。「ワックスON、ワックスOFF」。
そんな感じでパロディネタとしても既に一般的に有名なネタと、結晶化・記号化されたギャルゲ的妹ネタを絡めてバトルものとして展開させてゆくこの作品、元ネタを思い返してニヤニヤしながら読むのが正しい楽しみ方ではないでしょうか?