2006-12-03から1日間の記事一覧

理性はどうしたって綱渡りです(原著:ロバートフォグリン/翻訳:野矢茂樹, 村上祐子, 塩谷賢/春秋社)感想

あなたは培養層に浮かぶ脳髄で、あなたが見るもの感じるもの全ては電極の刺激が見せる幻であるとすると、一体あなたは何を確実に知っていると言えるのか? そういった挑戦に対し、馬鹿馬鹿しいの一言で退けずに、穏健に答えようとしたのがこの本だ。人間の想…