幻想三国誌(日本ファルコム)感想


序盤で投げ出しそうになったけど、うっかりIとIIのセットで購入してしまったのでがんばった。*1 IIを買ってなかったら面白さを感じる前に間違いなく投げていたはずだw
この作品は、台湾UserJoy Technologyの作品で、日本ファルコムローカライズしたもの。台湾ではもうIIIが出てる。中国神話と三国志が融合した独特の世界観を持つRPGだ。
まずプレイしてすぐに感じるのが、翻訳品質の酷さ。次いでもっさりとした描画。そこに分かりづらいUIが絡み合って、いい具合にやる気をそいでくれる。でもがんばった。IIも買っちゃったから。
で、そんな感じで序盤はマゾプレイを楽しんでいたのだけど、そのうちだんだんとキャラの成長と戦闘が楽しくなってきた。コマンド待ちでも時間は止まらないリアルタイム制の戦闘、これだけならただ緊張感があるってだけだけど、タイミングをあわせれば連携(コンボ)攻撃になる、この連携の快感に目覚めたのだ。

「技の種類は豊富だが、エフェクトが違うぐらいで存在理由がよく分からない」なんてことが書いてあるレビューを見かけたけど、まさにその見た目が重要なのですよ! いかに連携の見た目をかっこよくするか、ド派手にするか、そのパターン作りを楽しまなきゃ!
世界観にに関しては、三国志はともかく、私は中国神話にはまったく馴染みが無い。黄帝炎帝、蚩尤とか神話関係は、何のことを言っているのかよく分からないが、登場人物は分かっているようなので、まぁいいかという投げやりな姿勢でやり過ごした。
結局かなり楽しめて、IIもやる気満々である。でも、人にはオススメしない。

*1:ファルコム通販でセットで6000円ぐらいだった