F.E.A.R (MONOLITH/Sierra) Single-Player DEMO

4Gamer.netで映画マトリックスとリングを混ぜたようなゲームとか、わけの分からない紹介をされていた10月発売予定のFPS。見た目が好みなので実際にデモ版をやってみた。

  • What Is Fear(公式サイト、17禁なので生年月日を入力させるという適当な年齢認証有り)

激しく気に入った。まず敵の被弾時ののけぞりっぷり、死にっぷりがすごくいいw
敵被弾画像
死ぬときだけそれっぽいモーションが用意されているのではなく、被弾したときの動作なども含めて極めて自然だ。Doom3などはダメージを与えているのかどうか分かりづらい点が不満だったけど、これは分かりやすくて気持ちいい。数発被弾してふらついた後に持ち直して反撃してきたりといった芸も細かい。
そしてSF系FPSのように見えるけど、実はかなり気合の入ったオカルトFPSゲー。暗い通路の中、時々視界の片隅を横切る女の子の幽霊にはかなりビビらされる。一瞬異界へと取り込まれる演出などもすごく雰囲気を盛り上げてくれてる。
幽霊画像
このゲームで感じる怖さは良く出来たウォークスルーのお化け屋敷でのそれに近い。そしてそのお化け屋敷になんだか武装した敵もいる感じ。またFPSのFP=First Person(一人称)の部分に対するこだわりも感じられる。ホラー映画的ギミックを多用しつつも、つねに一人称視点で進行するのだ。デモシーンに入って突然外部視点から自身の状況を見せられると言うようなことは無い。(少なくともこのデモ版をプレイした限りでは)このおかげでかなり没入感が増している。
敵画像
公式サイトに掲載されている推奨動作環境は以下。

  • Pentium4 3.0GHz
  • 1GB RAM
  • Radeon 9800 Pro(256MB)または同等のハードウェアT&L搭載ピクセルシェーダ2.0対応DirectX9互換カード

実際うちのGeForce FX5900(128MB)だとちょっときつかった。(CPUとメモリは推奨と同じ)PERFORMANCEを自動設定(Auto Detect)させると画質がしょぼすぎるし、Graphic card設定を手動で見た目がまともになるMedium以上にすると苦痛なぐらい重い。数時間あれこれと設定を試してみた結果、最終的にはComputerはHigh、Graphic cardはMedium設定をベースにAdvanced video card optionsでDX8 ShadersをOnにする設定が画質とパフォーマンスの両面で妥協できるものとなった。もう正直ビデオカード買い換えたくなったけど、いまさらAGPはどうかと思うし、そうなるとPCI-Expressのためにマザーも買わないといけないしで、タイミング的に微妙で悩み中です。
敵画像2